今回は8月14日(日)に開催した小川山ボルダリング講習の様子について書いていきます。
小川山クライミングエリアは長野県南佐久郡川上村の標高1600m付近に位置し、日本のフリークライミングの黎明期から多くのクライマーに愛されてきました。
渓谷の景色、冷たい空気、白樺の香り、綺麗な花崗岩、快適なキャンプ場、どれをとっても最高です。
こんなに素敵な場所で仕事ができるなんて、私はとても幸せだと思います。
今回の参加者は3名、そのうち1名はクライミング歴3ヶ月
今回は3名の方にご参加いただきました。
そのうちの1名はクライミングを始めてまだ3ヶ月ということで、岩登りが好きになってもらえるように存分に楽しんでいただきたいと思いました。
エリアを周る順番を決めたり、登る課題をチョイスしたりすることにも気合が入ります。
岩登りスタート
岩での経験が少ない方にとって、使えるホールドを見つけることは最初は難しいように感じます。
持てるホールドが見つからなくて持てないホールドを持とうとしたり、踏める場所が見つからなくて足を置いては戻したりしていては登ることは困難です。
今回の講習で最初に登った課題は良いチョイスだったように感じます。
グレードは10級、8級と優しいのですが、スラブ状のボルダーで岩の些細な凹凸を見つけてしっかり踏み込む必要があったので良い練習になりました。
一緒に使えるホールドを探してから登り始め、完登後もしっかりと足で踏みこんで登れるまで数回リピートしたので、この後の登りがかなり安定していたように感じます。
安定したクライミングができていたので、この後少し高度感のある課題を登っても安心して見ていることができました。
沢山完登できた充実の1日になりました
小川山は登りごたえのある易しいグレード帯の課題が他のエリアより多いように感じます。
スラブ、マントル、トラバース、高度感のある課題、タイプも様々でどの課題も少しコツが必要です。
今回は10級~4級までの課題に触れて、それぞれの方々が沢山の課題を完登することができました。
参加者の皆さんは1日でだいぶ岩登りに慣れたように感じます。
朝と比べて夕方のクライミングは動きがかなりスムーズでした。
岩での講習は毎月開催しています。
登り方やコツを教えてもらいたい方、
エリアを案内してもらいたい方、
講習が気になった方、
岩でのクライミングが不安な方、
1人で岩場に行ってみたけどあまり楽しめなかった方など、
良かったらご参加ください。
よろしくお願いいたします。
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